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介護施設での看護師の役割

Posted on 2020-03-11 in 仕事 看護師

介護施設での看護師の役割は、施設を利用している入居者や利用者の健康管理や薬の管理になります。
介護職員や協力機関の医師らと連携し、入居者をサポートします。
介護施設には、医師は常駐していません。
そのため、看護師は入居者と医師との間の調整役となり、もし体調に変化が起きた場合、協力医に連絡してすぐに対応します。
日常の生活を介護職員がサポートしていくなかで、看護師は協力医の指示を聞きながら、医療と看護の面から利用者をサポートしていきます。

常に現場にいない医師に対しては、必要な情報を正確に伝え、医師が正しい判断をできるようにすることが看護師の役割です。
体温や血圧の数値とともに、入居者の性格や考え方、家族の方針なども伝えるのが看護師の役目です。
介護施設では、看護師だけではなく介護職員も高齢者の変化に気づく場合があります。
そのため介護職員が些細なことも報告しやすいよう、日頃から良好な関係を作っていくことも大切です。

また介護施設では、年齢や経験も違う様々な人が働いています。
特に経験が浅い職員は、看取りに不安を持っています。
このような場合は医療の知識と一般常識を持った看護師がリーダーシップをとることも、介護施設サイドからよく求められます。

本人や家族に状況を説明する際も、看護師は重要な役割を担います。
入居者の体調が悪かったり怪我をしたりした際に、症状が軽いからといって介護職員だけの説明だけでは不安に思ってしまうことがあります。
しかし、看護師が説明することで、安心感を与えることができます。
忙しい場合でもなるべく参加して入居者やその家族、職員に安心感を与えることが、介護施設での看護師の重要な役割です。

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